■実家の片付けはその時が来てからでは遅い!今行動を起こすべき理由
今は少子高齢化が問題となっている時代です。自分にはまだ先と思っている人が、親の遺品整理で苦労するケースも増えています。実はその時が来てから考えるだけでは遅いのです。
親はまだまだ元気と思っている人も多いですが、確実に年齢を重ねていき、体力も落ちていきますから、自分達では整理しきれないケースも多いものです。だからこそ親が元気なうちに子ども達が物の整理を手伝ったり、生活しやすいよう工夫してあげたりすることも必要でしょう。
■親が亡くなってから苦労される方のケース
○親は物を捨てられない⇒代わりに必要な物かを選別
高齢者の方が実家の片付けができない理由は、物に対して無頓着になるといったわけではなく、体力の面から整理するのが苦手になってしまうことが多いようです。また、認知力が下がってしまうといった理由も考えられます。
そういった時には、子どもが親に代わり、生活しやすい環境を整えてあげることで、これからの生活にもゆとりが出るものです。ぜひ片づけを一緒に行ってみてください。
○物の価値観が違う⇒一緒に整理することで解決
親世代と子ども世代では物への価値観が異なるものです。物が無く不自由な生活を強いられてきた戦前や戦後に過ごしてきた親世代、豊かで物がなんでも揃う子ども世代とでは、価値観が違って当然でしょう。
こうした事情から、整理をする時に子どもが主体となって行うと、失敗してしまうケースが多くあります。例えば、ささいなゴミと思える品物でも、親にとっては貴重で手に入らないという意識が働いているかもしれません。
物を整理する際には、必ず親の同意を得て一緒に片付けるのがコツとなります。高齢者にとって、物が多いとそれだけ整理整頓ができず、生活さえも脅かすこともありますから、よく話し合った上で処分するようにしましょう。
もし、物が大量に出てきてしまって困った時には、ぜひ弊社にご相談ください。自分たちだけでは追いつかない実家の片付けを、ていねいにお手伝いいたします。
○物の整理の仕方がわからない⇒若い世代が助けてあげる
現在は、インターネットなどを利用して整理術の情報を探せば、多数出てくるでしょう。しかし、親世代では情報量が少なかったため、知識として持ち合わせている人は少ないかもしれません。片付けたくないわけではなく、片付け方がわからないという方もいるのです。
親世代も、物の定位置を作ってあげると対処しやすくなります。家事の動線を考え、適材適所にて物を収納、または見せる収納をすれば良いわけです。子ども世代も一緒に考えてあげることで、今後親の生活が向上するなら良いことですよね。
■元気なうちに整理整頓すれば、子どもも安心して暮らせます!
個人的な物はプライバシーもあるため、子どもがヘタに口出ししない方が良いと思っている方も多いようですが、そうではないケースも多くあります。
もちろん触って欲しくない物もあるでしょうから、まずは日用品から片付けてみるところから始めてみませんか?不要な物が無くなるだけで生活の質が向上し、趣味やスポーツ、旅行など親世代も第二の人生をエンジョイすることができるはずです。
一気に始めるのではなく、まずはできるところから進めていきましょう!